冷えにアロマが効果的なのは本当?そもそもアロマって何?

公開日: : メディカル

【読了時間:約 3 分

巷では、アロマは血行促進に良いとよく言われる。ネット上でもアロマが冷えに効くといった意見を発見した。

例えばアロマセラピーでは精油を使うが、手足や冷えて冷え性で悩んでいるときに精油を該当部位に塗ることで、血行促進となって冷えが改善されるというのだ。

私はちょっと信じられてないような気がした。なぜなら、体の「外」からの力なので血行促進といえるほどのしっかりとした効果があるのかと思ったし、そもそもアロマ自体にそんな保温効果はあったのか?と疑問に思ったからだ。

この記事では、アロマの冷えへの効果について、少し考えてみようと思う。

アロマが冷えに良い理由が、なぜか無い

色々調べて見て見たところ、Wikipediaではローズマリーに血行促進効果があることが分かったし、ほかのアロマも実に色々な効能を持っていることが分かった。

しかし、(私の調査不足かもしれないが)なぜアロマがそのように血行に良いのか、またその他の効能を有しているのか、といった理由が見当たらず、納得には至らなかった。

まあ、物事というものは、特に理由が無くても結果的にそうなれば因果関係を持たせることができる(精油を塗ると冷えが改善される、とか)が、私はアロマを肌に塗った経験が全くないので、そのことが余計に納得できない理由にもなっている気がする。

Wikipediaをもう一度よく読んでみたら、今度はこんな文を見つけた。

皮膚は多層構造になっており、皮膚に吸収された芳香物質の血管への到達は極めて緩慢である。

ひとつひとつの成分がどのように身体へ影響するのかを追跡するのは容易ではない。

これは何たることだろう。巷ではあれほどアロマが冷えに良いと言われているにもかかわらず、一方で、それは単なる都市伝説的なお話だったということも考えられるのだ。

私も上記の文と同じようなことを考えていた。外部から精油を塗っただけで、皮膚から血管まではそう簡単に成分が行き届くとは思えなかった。

ここまでの結論として、アロマには、冷えに対する効果があるらしいが定かではない、としておきたい。「アロマは血行促進に良いからおすすめだよ」と言われても、疑ってかかることにしよう。

アロマオイルと精油、そして・・・

しかし新たな問題、というか誤解も発見してしまった。

先ほどから「アロマ」という言葉を私は使っているが、さて、何のことだろうか。

実は「芳香」のことだ。だから、アロマ=アロマセラピーでもなければ、アロマオイルでも精油でもない。

まあ、それは少し横に置いておいて、問題は次なのだ。

Wikipediaが原典になっているので信ぴょう性に欠けるかもしれないが、どうやら、アロマセラピーに使われる精油はアロマオイルとは別物であるらしい。

アロマオイルとは、精油をアルコールなどで希釈した化粧品のことを指すようで、アロマセラピーに使われる精油とは違うとのことだ。

どうだろう。この言葉の錯乱ようは。

アロマセラピーまたはアロマテラピー、そしてアロマにアロマオイルに精油に。派生語にはアロマティックというものまである。

これらの言葉の意味を全てを明確に、そして正確に理解している人はどれだけいるのだろうか。いや、もしかすると私だけが理解していなかっただけかもしれないが、このカオスは凄まじいなあと単純に思った。

ここでちょっと言葉の意味を整理しておこう。

  • アロマ=芳香
  • アロマセラピー=芳香療法
  • 精油=植物に含まれる、揮発性の芳香物質を含む有機化合物
  • アロマオイル=精油をアルコールなどで希釈した化粧品
  • アロマティック=芳香の、芳しいの意
  • アロマティクス=芳香族炭化水素   etc.

一語だけ余分なのを加えたが、今一度改めて把握しておくと、もしかしたらどこかで役に立つかもしれない。

以上、言葉のお勉強になってしまって申し訳なく思う。

結局のところ、アロマと冷えの関係とは

本題から大きくずれてしまったが、「アロマ」という言葉で考えた場合、それは「芳香」を意味するので、冷えへの効果があると考えるのはまず無理がある。

そのため、「アロマが冷えに良い」という言い方をした場合、肌に塗る「精油」か「アロマオイル」のことを指していると考えるべきだろう。ただ上のほうで述べたとおり、冷えに効果的、つまり血行促進に良いかどうかは定かではない。

それから、「アロマセラピー(アロマテラピー)」も、その療法そのものが冷えに良いといった考え方をすることも可能だ。

これはマッサージとかを施すこともあるので、それによる血行促進効果は望めるのかもしれない。

まとめ

色々と小難しいことを書いたが、アロマという言葉は実に曖昧だ。混同していた方はもう一度おさらいして、これからは意識して使い分けてみると良いだろう。

また、アロマセラピーも、血行促進のための療法というよりは、香りによるリラックス効果を得るものだということを、改めておさえておいたほうが良いかもしれない。マッサージを施すとも限らないので。

 
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